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純情 

高校1年の頃、家にノラ猫がよく来てて、すっかりなついたのでそのままうちの子にしちゃったことがある。しましま模様なので「しま」と名付けた。
学校でその話を同じクラスのミノル君にしてたら「オス? メス? どっち?」って聞くから「オスだよー」って答えた。そしたらミノル君、「なんで分かったん?」って笑いながら聞いてきた。
私は答えにつまり、顔を赤らめて口ごもってしまった。
今だったら「ああ、チンコついてたから」って平気言えるんだけどな。
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[2008/04/30 22:40] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

逆鱗 

以前勤めてた職場の先輩は、イケメンで仕事もバリバリできちゃって面白くて温厚で、とてもステキな人だった。憧れの先輩だったけど、ただひとつ気になることが。スニーカーのことを「ズック」って言うの。それが気になって気になってしょうがなかった。

「俺今日ズック買いに行こうっと!」
ある日のこと、先輩が言ったその一言に思わず吹き出してしまった。
「ズックて。ぶはっ」
憮然とした表情の先輩。
「…ズックじゃん! なんかおかしい!?」
マズいと思いながらもこみ上げる笑いを抑えることができず
「スニーカーでしょ? ぐふっ、ズックって。くっくくく、先輩、じいちゃんっすか」
そしたら先輩、みるみるうちにボルテージ上がっちゃって
「俺の出身の○○県ではスニーカーのことをズックって言うのっ!みんなそう言ってんの! 全員そう言うのっ! おかしくないっっ!」

触れてはならんとこだったのね。



【メルフォ返信】
まーさんありがとうございます!
気取りはしませんが時々キョドります。
自分だけが楽しんでやってるようなブログですけど、見てくれてる人がいるっていうのはとてもうれしいです! これからもチマチマ更新続けて行きますので、見てやってください。

[2008/04/09 22:46] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

昔、好きだった人 

その昔、ちょっといいなーって思ってた人は絡みづらい人だった。
時々小憎たらしい(でもうれしい) ことを言ってきて、私が冗談っぽく怒ってみせて「もーう! チキショー!」って言ったら(ここまではいい雰囲気)、急にトーンダウンして
「このくらいのことで畜生呼ばわりされてもねえ…」

今思えばどこが良かったのかさっぱりわからん。
[2008/04/08 11:41] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

おせんべいの正しい食べ方 

前の職場で、みんなで食べようと思って私の大好きなサラダ味のせんべい持って行ったの。二枚ずつ個包装されてるやつ。後輩ウメキ君にあげようと思って、せんべいをパチンと叩いて割ってからウメキ君に渡した。
「なっ、なにするんですかっ!」
狼狽するウメキ君。ふふん、社会経験の浅いヒヨっ子ウメキめは知らんだろうが、せんべいというのはこうやって食べるもんなのだ。それがスマートな大人のマナー。だって一口サイズになって食べやすいじゃんか。そう教えてあげると、納得しきれてない面持ちで
「そ、そうですか…?」
と、しぶしぶ返事をした。しかし次の瞬間悲鳴に似た叫び声が上がった。
「わっ! 粉々じゃないっすか!」

あっ、ごめん。おせんべい割るときグーでパンチしちゃった。これじゃただのいやがらせだな。
[2008/03/21 21:09] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

転がる十円玉 

買い物に行って、おつりをサイフにしまおうとしたら十円玉をひとつ落としてしまった。コロコロと転がっていく十円玉。ぱっと足を出せば止められたんだろうけど、私は転がる十円玉をただ見てるだけだった。棚の下に十円玉が消えていくのを、どうすることもできずに見てるしかなかったんだ。

あれは小学校低学年のころだった。おつかいに行った帰り、手に持ってたおつりをサイフにしまおうとして十円玉をひとつ落としてしまった。勢い良く道路をまっすぐに転がっていく十円玉を、私は必死で追いかけた。十円玉の失速も手伝ってなんとか追いつき、足を踏み出して十円玉を踏んづけて止めた。
「取ったーー!」
私は貴重な十円玉を拾い上げ、サイフに入れた。
「クス、クスクス」
突然笑い声が耳に入り反対側の歩道を見ると、中学生のお姉さんたちが私を見て笑ってる。十円玉を追いかけるのに夢中で全然気付かなかったけど、一部始終を見られていたようだ。あわてて小銭を追いかける私の必死な姿を見られた。私は笑われてる…! ものすごく恥ずかしくなり、そしてなんだか悲しくて、その場から走って逃げた。

それを思い出して体が動かなかったんだ。これから先、私は一体いくつ十円玉を失うのだろうか…。
でも落としたのが百円だったら、けっこう必死に追いかけると思うけどね。
[2008/03/11 21:57] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

うるう年 

小学生の頃、同じクラスのキモト君が悲しそうな顔をして言った。
「ぼくのお母さん、4年に一度しか年取らんのよ。じゃけえ大人なのにまた小学生なんよ…」

その告白以来、キモト君は当分の間「お母さんがまだ小学生という、ちょっと特別な家庭の気の毒な子」と位置付けされ、みんな腫れ物に触るように彼に接した。彼もまた「お母さんが小学生」という重い十字架を背負った苦悩に、いつも深刻な顔をして教室の窓から外を眺めていた。
「ねえ…聞いた? キモト君のお母さんって…」
「う、うん…」
なんかよく分からないけど触れてはならないことなのだと、子ども心に思ったものだ。お母さんが小学生だなんて、キモト君かわいそう。

一週間後、クラスの様子がおかしいことに気付いた先生が、無事解決してくれた。お母さんは軽い気持ちで「私、うるう年生まれだからまだ小学生~♪」なんて言ったのだろうけど、お母さんが思ってる以上に子どもたちってバカなんだぜ?
[2008/02/29 02:08] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

もうけ話 

小学生の頃の話だ。
お正月に祖父母の家に親戚一同が会した際、みんなからお年玉をもらってその累計が一万円に達したので姉と二人でほくほく顔でいると、大きいお兄ちゃん(当時、もう社会人だった従兄)がニコニコして声をかけてきた。手に大きな洋酒のビンを持ち、その中には小銭がぎっしり詰まっている。
「このビンの中には一万八千円くらいお金が入ってるよ。これと一万円札を交換しようよ」
私は考えをめぐらせた。そんなうまい話があるだろうか。一万円と一万八千円だったら、一万八千円のほうがいいにきまってる。だけどそれは大きいお兄ちゃんだって同じこと。みすみす得を逃すようなまねをするだろうか…? これはきっと何か裏があるにちがいない。よくわからないけど、何か罠が潜んでいるような気がする。だって大きいお兄ちゃんには交換するメリットが全く無いもの!
「ううん、いい…。換えない」
私が断ると、隣にいた姉が
「私換えるー! わーいありがとう!」
お姉ちゃん…! 本当にそれでいいの? 私はうれしそうな姉の横顔を、えも知れぬ気持ちで眺めた。

大人になって、小銭貯めると使うとき面倒くさいっていうデメリットがあることを知った。子どもの頃は小銭のほうが使いやすいと思ってたから、そこに気付かなかったのだ。
しまった。もうけそこなった。
[2008/01/10 07:40] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

ボスジャン希望 

昔バイトしてた喫茶店では、12月23日から25日の3日間、店頭で系列会社の作ってるクリスマスケーキを販売することになっていた。
外は寒いからやだな~と思ってたところ、厨房担当のおっちゃんが某飲料メーカーのオリジナルジャンパーを着て屋外作業しているのが見えた。
あーいいなーいいなー業者さんからもらったのかな。もうないのかなー。私もそれ欲しいなあ。早速聞いてみると
「おお、まだ新品がひとつあるぞー。明日持ってきてあげるよー」
やったー。それなら店頭での販売係も楽勝だよ。
次の日、おっちゃんはジャンパー持ってきてくれた。すごーくあったかそうな、ボア付きのドカジャン。
ちがうよ、確かにあったかいけど、それはちがうんだ。
[2007/12/25 00:31] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

侍ガール 

昔バイトしてた喫茶店で、新しいバイトの子が入ってきたときのこと。
新人マユコちゃんはすっごくまじめな子で、真剣に仕事に取り組むんだけど緊張しすぎてずっとガチガチな状態。これではいかん。ここはひとつ、私のウィットに富んだナイスなジョークで気持ちを和らげてやらねば。
「もう教わったかもしれないけど、ここは挨拶に厳しいんよ。バイトをあがるときはちゃんと『それではお先に失礼つかまつる』ってみんなに声をかけてね」
マユコちゃんは笑顔で
「はいっ! わかりましたっ!」
お、けっこうノリがいいじゃん。
そしてバイトをあがる時間、マユコちゃんは元気な声でスタッフひとりひとりに
「失礼つかまつる~~失礼つかまつる~~」

ついつい「わーーお侍さんだーー!」って喜んでしまった。
ごめんねマユコちゃん。本当に申し訳なかったと思ってる。
[2007/12/07 07:45] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

「すみません」 

子どもの頃、隣の家に回覧板を持っていくよう母におつかいを頼まれた。
ドアチャイムが壊れているらしく、何度押しても反応がない。おばちゃんいつも家にいるんだけどなあ。どうやら気付いてもらえてないようだ。
「すみませーん! すみませーん!」
ありったけの声で叫んだんだけど出てきてくれない。途方にくれていると、おばちゃんが買い物袋を両手にさげて帰ってきた。そっか、いつも家にいるとはいっても買い物くらいは行くよなあ。
回覧板を渡して家に戻ると、いきなり母から注意を受けた。
「悪いことしたわけでもないのに、どうして『すみません』って言うの?」

それ以後、私は「すみません」という言葉を避けるようになった。たいてい他の言葉「ごめんなさい」「申し訳ない」「ありがとう」などで言い換えられるから、そちらを使う習慣ができた。
今思うと、あのとき母は隣のおばちゃんと仲たがいしてたんじゃないかな。私に回覧板を持って行かせたものの、私が隣家の玄関先で「すみませーん! すみませーん!」って大きな声で叫んでたから、いい気分がしなかっただけなんじゃないかな。
自分が大人になって分かったんだけど、大人って案外単純だからさ。
[2007/12/05 08:04] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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