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問答住職 

伯父の葬儀で田舎へ帰った。
亡くなったのは母の15歳違いの姉の夫で、82歳だった。19年間も病気で入院していて、昨日の明け方、安らかに息を引き取ったそうだ。
葬儀には伯父のひ孫たち5人も来ていた。彼らはみんな小学生。ずっと入院したきりだった曽祖父の死は、あまりピンと来ない様子だ。

葬儀、収骨に続き、初七日の法要まで済ませるのが慣例だ。
初七日の読経が終わり、住職がひ孫さんたちに話しかけた。

「おじいちゃんのこと、覚えていなさる?どんなこと話していたとか、どんな思い出がありなさるかね?」

そんなこと言っても、この子たちが生まれた頃には伯父さんもうとっくの昔に入院しちゃってんだし、見舞いってったってそんなにしょっちゅうは行かないだろうから思い出とかそんなに無いだろ。住職、伯父が長期入院してたの知らないんだな。ほら、子どもたち困ってんじゃん。

そう思ってると、ひ孫の中で一番上の小学6年生の子が澄んだ声で言った。

「はい、いつもニコニコしてました。」

おおっ、すげー。大人の対応だ。
すると住職、

「そう、ニコニコしていなさったですか。おじいちゃんは19年も入院しててたいへんだったね。いつまでも覚えておいてあげてくださいね。」


知ってたか、住職よ。
子ども相手なんだから、もうちょっとハードル下げてあげてよ。
[2006/12/22 22:37] 日記 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

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