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「すみません」 

子どもの頃、隣の家に回覧板を持っていくよう母におつかいを頼まれた。
ドアチャイムが壊れているらしく、何度押しても反応がない。おばちゃんいつも家にいるんだけどなあ。どうやら気付いてもらえてないようだ。
「すみませーん! すみませーん!」
ありったけの声で叫んだんだけど出てきてくれない。途方にくれていると、おばちゃんが買い物袋を両手にさげて帰ってきた。そっか、いつも家にいるとはいっても買い物くらいは行くよなあ。
回覧板を渡して家に戻ると、いきなり母から注意を受けた。
「悪いことしたわけでもないのに、どうして『すみません』って言うの?」

それ以後、私は「すみません」という言葉を避けるようになった。たいてい他の言葉「ごめんなさい」「申し訳ない」「ありがとう」などで言い換えられるから、そちらを使う習慣ができた。
今思うと、あのとき母は隣のおばちゃんと仲たがいしてたんじゃないかな。私に回覧板を持って行かせたものの、私が隣家の玄関先で「すみませーん! すみませーん!」って大きな声で叫んでたから、いい気分がしなかっただけなんじゃないかな。
自分が大人になって分かったんだけど、大人って案外単純だからさ。
[2007/12/05 08:04] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

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