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もうけ話 

小学生の頃の話だ。
お正月に祖父母の家に親戚一同が会した際、みんなからお年玉をもらってその累計が一万円に達したので姉と二人でほくほく顔でいると、大きいお兄ちゃん(当時、もう社会人だった従兄)がニコニコして声をかけてきた。手に大きな洋酒のビンを持ち、その中には小銭がぎっしり詰まっている。
「このビンの中には一万八千円くらいお金が入ってるよ。これと一万円札を交換しようよ」
私は考えをめぐらせた。そんなうまい話があるだろうか。一万円と一万八千円だったら、一万八千円のほうがいいにきまってる。だけどそれは大きいお兄ちゃんだって同じこと。みすみす得を逃すようなまねをするだろうか…? これはきっと何か裏があるにちがいない。よくわからないけど、何か罠が潜んでいるような気がする。だって大きいお兄ちゃんには交換するメリットが全く無いもの!
「ううん、いい…。換えない」
私が断ると、隣にいた姉が
「私換えるー! わーいありがとう!」
お姉ちゃん…! 本当にそれでいいの? 私はうれしそうな姉の横顔を、えも知れぬ気持ちで眺めた。

大人になって、小銭貯めると使うとき面倒くさいっていうデメリットがあることを知った。子どもの頃は小銭のほうが使いやすいと思ってたから、そこに気付かなかったのだ。
しまった。もうけそこなった。
[2008/01/10 07:40] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

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