スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) このエントリーを含むはてなブックマーク

うるう年 

小学生の頃、同じクラスのキモト君が悲しそうな顔をして言った。
「ぼくのお母さん、4年に一度しか年取らんのよ。じゃけえ大人なのにまた小学生なんよ…」

その告白以来、キモト君は当分の間「お母さんがまだ小学生という、ちょっと特別な家庭の気の毒な子」と位置付けされ、みんな腫れ物に触るように彼に接した。彼もまた「お母さんが小学生」という重い十字架を背負った苦悩に、いつも深刻な顔をして教室の窓から外を眺めていた。
「ねえ…聞いた? キモト君のお母さんって…」
「う、うん…」
なんかよく分からないけど触れてはならないことなのだと、子ども心に思ったものだ。お母さんが小学生だなんて、キモト君かわいそう。

一週間後、クラスの様子がおかしいことに気付いた先生が、無事解決してくれた。お母さんは軽い気持ちで「私、うるう年生まれだからまだ小学生~♪」なんて言ったのだろうけど、お母さんが思ってる以上に子どもたちってバカなんだぜ?
[2008/02/29 02:08] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://konta.blog6.fc2.com/tb.php/748-4288b0d0


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。