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転がる十円玉 

買い物に行って、おつりをサイフにしまおうとしたら十円玉をひとつ落としてしまった。コロコロと転がっていく十円玉。ぱっと足を出せば止められたんだろうけど、私は転がる十円玉をただ見てるだけだった。棚の下に十円玉が消えていくのを、どうすることもできずに見てるしかなかったんだ。

あれは小学校低学年のころだった。おつかいに行った帰り、手に持ってたおつりをサイフにしまおうとして十円玉をひとつ落としてしまった。勢い良く道路をまっすぐに転がっていく十円玉を、私は必死で追いかけた。十円玉の失速も手伝ってなんとか追いつき、足を踏み出して十円玉を踏んづけて止めた。
「取ったーー!」
私は貴重な十円玉を拾い上げ、サイフに入れた。
「クス、クスクス」
突然笑い声が耳に入り反対側の歩道を見ると、中学生のお姉さんたちが私を見て笑ってる。十円玉を追いかけるのに夢中で全然気付かなかったけど、一部始終を見られていたようだ。あわてて小銭を追いかける私の必死な姿を見られた。私は笑われてる…! ものすごく恥ずかしくなり、そしてなんだか悲しくて、その場から走って逃げた。

それを思い出して体が動かなかったんだ。これから先、私は一体いくつ十円玉を失うのだろうか…。
でも落としたのが百円だったら、けっこう必死に追いかけると思うけどね。
[2008/03/11 21:57] 思い出 | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマーク

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